京都で薄毛に効く薬をつくるメーカーの営業部門を担当する30代の男性の悩みは、ヒゲが濃いこと。妻によるとどうも暑苦しく見えるらしい。妻は、夕方になって青くなった頬(ほお)をみて「カビの生えたモチみたいだ」と言い放つ。でも、取引先に不快な思いをさせまいと、毎日、時間をかけてヒゲをそるのは、やっぱり面倒くさい。しかも、深ぞりしているため肌が荒れることもしばしば。そこで男性は、ヒゲを完全になくしてしまえばいいと考えた。最近「レーザー脱毛」というものをよく耳にするが、いったいどのような医療なのかと思案しています。このように、美容に気を使う男性が増える一方で、美容絡みでトラブルとなる例あります。国民生活センターには、女性、男性の美容やエステサービスについてのトラブルが報告されています。厚労省は「レーザー脱毛には医師免許が必要」とする通達を出しています。専門の医師は「何か事故あった場合に備え、医師がいるエステサロンの利用を勧める」と話しています。
こうして、国民生活センターは「気軽に使える美容サービスは増えたが、安心できる施設かどうか、事前にしっかりと調べる必要がある」と注意を喚起しています。